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2018年11月18日放送 田中ウルヴェ京さん(第2105回)

会場
焼津文化会館(焼津市)
講師
スポーツ心理学者・博士 田中ウルヴェ京

講師紹介

ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリスト。米国大学院修士修了(スポーツ心理学)。慶應大学にて博士号取得(システムデザイン・マネジメント学)。慶應義塾大学特任准教授。トップアスリートや経営者など幅広く心理コンサルティングに携わる。一男一女の母。


ポイント第2105回「金メダリストのメンタル」

2020年の東京オリンピック・パラリンピックが決まってから、

ナショナルトレーニングセンターでは「心・技・体・戦」

それぞれに色々な科学サポートをするようになりました。

元々それぞれサポートしていたのですが、統合してより強化されるようになったと思います。

この中でメンタルは「心」の部分です。

スポーツ心理学という学術体系を元に

オリンピック選手に対してメンタルトレーニングを行うのがまず一つ。

次に「技」。これには例えば動作分析というものがあります。

競技それぞれの動作を分析して技に使っていくというサポートです。

そして「体」。これは一番ベースとなる体についてです。

医学だったり栄養学だったり、科学的に体作りをサポートします。

そして最後に「戦」。今ではデータ分析がすごく発展しています。

インターネットだけでなく、宇宙衛星から送られてくる情報分析なども行うようになってきました。

今日はこの4つの中の「心」、

メンタルについて金メダリストのデータを軸にお話します。

金メダルを目指すのであれば、

競技が違っても同じメンタルトレーニングで大丈夫なのでしょうか?

私は今、サッカー女子日本代表の「なでしこジャパン」、

パラリンピックの車椅子バスケットボール、ゴルファーや競泳選手など

様々な競技のメンタルコーチをしています。

結論から言うと、競技によってメンタルの鍛え方は全然違ってきます。

例えば体操やフィギュアスケートなどの採点競技。

これらのスポーツには人との接触はありませんので、

「ぶつかった時に耐える」というようなメンタルは必要ありません。

いつも通りの事をきっちりとやりきれるメンタルが必要な訳です。

ところがサッカーやバスケットボールは相手と接触して戦うスポーツです。

攻撃の時、守備の時というように状況によって必要なメンタルは違うと言われています。

メンタルと一概に言っても様々あります。

スポーツで結果を出すことができた金メダリストのメンタルとはどの様なものなのか?

スポーツに限らず、私たちの生活に取り入れられるポイントをお話しします。

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