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2018年12月 9日放送 ジェフ・バーグランドさん(第2108回)

会場
御殿場市民交流センターふじざくら(御殿場市)
講師
京都外国語大学教授 ジェフ・バーグランド

講師紹介

1949年米国生まれ。同志社での高校教師歴22年、
大学の指導では20年以上のキャリアを誇る。
50年近く京都に住み、京都国際観光大使も務める。
専門は異文化コミュニケーション。


ポイント第2108回「金の法則 プラチナの法則」

皆さんの中で二十歳になるまで傘を差した事が無い人はいますか?

いませんよね。

私は日本に来るまで傘を差した事はありませんでした。

というのもアメリカの私が生まれ育った地域では一年中ほとんど雨が降らなかったからです。

世界中を見渡せば砂漠に住む人も傘とは無縁だと思います。

日本で当たり前だと思っていることが環境が変われば当たり前で無くなります。

自分と違った考え方、特に全く違った常識の人とどう接したら良いのかがコミュニケーションの鍵となります。

実際にあった私の友人の話をしましょう。

私の友人はファーストフード店でハンバーガーとフライドポテトと飲み物を買い、

公園のベンチで食べることにしました。

隣のベンチには無精ひげを生やした、中東の人と思われる男性が座っています。

友人が食事を始めるとその男性は友人の方をちらちらと見てきたのです。

友人はその男性が食事をしたいのにお金がないのだと思い、

五百円玉を差し出して「同じものを買って食べてください。」と言いました。

するとその男性は非常に怒った様子でこう言ったそうです。

「今はラマダンだ!」と。

ラマダンはイスラム教徒にとっては神様に自分を捧げるという大切な期間です。

断食するだけでなく、深い信仰心を持っている人であれば髭を剃ることや、体を洗うこともしません。

その男性の側に立って考えてみれば

「髭も剃らずにラマダンの期間を過ごしているのが見てわからないのか!

ましてや横に座って匂いの強い食べ物を食べて、

挙句の果てには五百円玉を差し出し食べ物を買ってくるようにとはどういう事か!」

と怒ったことも理解ができます。

聖書の中に『金の法則』という非常に大切なキリストの言葉があります。

これは「自分にして欲しい事を相手にしてあげなさい」という意味です。

キリスト教は「してあげる」という姿勢のボランティア活動が盛んで積極的な宗教です。

自分がお腹が空いた時に「相手もお腹が空いているかもしれない」と考えて食べさせようと行動します。

私の友人は悪気があったわけではなく、金の法則で好意的に行動したまでです。

でも結果として相手を怒らせてしまいました。

そこで異文化コミュニケーション学の中で、

金の法則を超える『プラチナの法則』というものが考えられました。

今日はこのプラチナの法則について具体的にお話したいと思います。

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