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2019年3月10日放送 相田一人さん(第2120回)

会場
裾野市生涯学習センター(裾野市)
講師
相田みつを美術館館長 相田一人

講師紹介

1955年栃木県生まれ。相田みつをの長男。
東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」館長。
現在、美術館業務の傍ら、
全国各地での講演活動や執筆活動を行っている。


ポイント第2120回「PTA会長 相田みつを」

私が小学生の頃、父である相田みつをはPTA活動に打ち込んでいた時期があります。

父の仕事は書家で詩人ですから、普段はアトリエに籠って黙々と作品作りに励んでいました。

皆さんが抱かれる父のイメージというのは、

世間とあまり付き合わない、いわゆる仙人のような感じだと思います。

ところが、実際は人と付き合うことが非常に好きな人でした。

地域活動にも熱を入れていました。

私は昭和30年、栃木県足利市に生まれました。

その頃は、例えば町内会や地域社会で子どもたちを見ていこうという活動が盛んでした。

父は私が小学校に入るまでにPTA活動の下準備ではないのですが、

町内の組織に入り、熱心に活動していました。

実際にその活動ぶりが見て取れるものがあります。

それは地域活動の掲示物です。

自分の職を活かした書体やデザインを駆使して「親子座談会」や

「野球大会」などの告知ポスターをボランティアとして書いていたようです。

私はその紙面に面白いものを見つけました。

「野球大会」のポスターに父の名前が、雑役係りとして書かれているのです。

相田みつをというと「字」の印象が強烈なため、自己主張が強い人間だと思われがちですが、

普段の生活では「縁の下の力持ち」的な仕事をしていたようです。

そこで思い出すのがこの作品です。


  土の中の水道管

  高いビルの下の下水

  大事なものは表に出ない


まさに父が普段、町内の活動でやっていた事ではないかなと思います。

表に出ている部分というのは華やかです。

しかしその表を支えているものは見えない部分にあります。

この見えない部分がないと我々の生活は成り立たないという事を

言いたかったのではないかと思います。

さて私が小学校に入ると父の地域活動はPTA活動へと拡大していきます。

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