テレしず ホーム > テレビ寺子屋 > 総集編 ~子育てのヒント~

テレビ寺子屋毎週日曜日 午前6時30分~

トップへ戻る

公開録画会場 随時募集中!

全国の放送予定はこちら

  • お知らせ
  • 寺子屋の歩み
  • 次回の寺子屋
  • 講師紹介
  • 過去の放送
  • 会場募集
  • ご意見・ご感想

過去の放送

過去の放送

2019年10月 6日放送 山﨑洋実、竹下和男、高濱正伸さん(第2150回)

会場
テレビ静岡(静岡市)
講師
 山﨑洋実、竹下和男、高濱正伸

講師紹介

■山﨑洋実(ライフコミュニケーションコーチ)
1971年静岡県生まれ。コーチングを学び、ママ友達向けに「ママのイキイキ応援プログラム」を始める。ママの特徴に合わせ豊富な事例を用いた講座がクチコミで評判となり、全国各地で活躍している。


■竹下和男(子どもが作る"弁当の日"提唱者)
1949年香川県生まれ。香川大学教育学部卒業。香川県・滝宮小学校の校長在職中に始めた子どもひとりで作らせる"弁当の日"が評判に。現在、全国2300校以上で実践されている。


■高濱正伸(花まる学習会代表)
1959年熊本県生まれ。東京大学・同大学大学院卒業。1993年思考力などを重視した「花まる学習会」を設立。その後本格的な学習方法を伝授する「スクールFC」を設立。子どもの「生き抜く力」を育てることを重視した教育が好評。


ポイント第2150回「総集編 ~子育てのヒント~」

今回は総集編として、最近放送した講演の中から「子育て」をキーワードに3つのお話をピックアップしました。


~山﨑洋実「子育ては循環」より~

老人介護施設で働く友人の話では、施設に見舞いにくる家族は大体2つのパターンに分かれるようです。例えば、入居者が飲んでいるペットボトルに水が残ったまま、蓋が開いていたとします。1つ目のパターンは、「何やってるの!こぼれるじゃない!もったいない!」と怒る家族。二つ目は、「水が残っているけど、ちゃんと飲んでる?開けたままにしていると蒸発して勿体ないから閉めておくね。」と労りの言葉を掛けるパターン。この2パターンを見た友人は思ったそうです、「あぁ、この人はこうやって育てられたんだな。」と。私は「子育ては循環」と言っていますが、子育てで自分が子どもにしたことは、大人になった我が子からそのまま返ってくるのです。


~竹下和男「負うた子に教えられ」より~

ある子ども食堂での出来事です。出来上がった食事を提供するだけではなく、自分でご飯を作れる子どもにしてあげようと考え、料理が全くできない子どもだけを集めて料理教室をすることにしました。米を研ぐところから教え、おにぎりと簡単な漬け物が完成したのですが、誰一人食べようとはしませんでした。なぜだかわかりますか?ここに子どもたちが成長する上で重要なヒントが隠されています。


~高濱正伸「十人十色の育て方」より~

人工知能が発達し、人間の仕事がなくなっていくのではないかと言われています。そんな時代に、私たちは子どもをどう育てていけばいいのでしょうか?まず大切なのは「基盤力」です。具体的には「体力、ことば、規範、知識」。次に大切なのが「思考力」。これは簡単にいうと、「見えないものが見える力」です。しかし、基盤力と思考力だけでなく、子どもによって様々な育て方があります。子育てに正解はありません。「三人いれば三様。十人十色の育て方を目指すといいのだ。」と考えると少しは楽になるのではないでしょうか。

ページの先頭へ

ページの先頭へ