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過去の放送

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2019年12月 1日放送 住田裕子さん(第2157回)

会場
松野まちづくりセンター(富士市)
講師
弁護士 住田裕子

講師紹介

兵庫県出身。東京大学法学部卒業後、検事に。
1988年、女性初の法務大臣秘書官となる。
1996年、弁護士に転身。テレビ番組などでも活躍。
NPO法人長寿安心会の代表も務める。


ポイント第2157回「健康寿命を延ばしましょう」

皆さんに質問です。次の数字は何を表しているでしょう?

【男性】72・81・87

【女性】74・87・93

実はこの数字は数年前の統計ですが、

順番に「健康寿命・平均寿命・死亡最頻値」です。

私の母は90歳になります。母が87歳になった時、私は

「『平均寿命まで生きたからもういい』と思うのではなく、

女性が最も多く亡くなる年齢はまだ先だから、そっちを意識して生きないとだめよ。」

と母に言った覚えがあります。

平均寿命は、若くして亡くなった人も含んでいるので低くなります。

大事なのは「死亡最頻値」を意識して生きる事です。


しかし「長く生きさえすればいい」というだけではありません。

健康に生きなければならないのです。

「健康寿命」は、介護されずに自立して生活できる年齢の事です。

この「健康寿命」から「平均寿命」、さらには「死亡最頻値」まで何年ある事でしょうか。

逆に言えば、健康寿命をどのように延ばし、

人にお世話にならず、死亡最頻値を迎える事ができるかが重要になってきます。


そこで、まず何に対して気を付けて生きればいいかですが、やはり認知症だと思います。

次に骨折、これは女性に多いです。男性の場合は脳血管障害が多いです。

これらの症状に陥らないための簡単な解決方法というものはありません。

しかし「これをやった方がいいですよ。」というような事は色々出てきています。


例えば、日本人の食生活は世界的に見ても認知症予防にいいと言われています。

何がいいのか?それを言い表す面白い言葉があります。

「まごは やさしいな」です。

「ま」は豆。「ご」はゴマ。「は」はワカメなどの海藻類。「や」は野菜。

「さ」は魚、特に青魚。「し」はシイタケ等のキノコ類。「い」はイモ類。

「な」は納豆等の発酵食品です。

これらの食品を意識して食べると認知症予防に繋がるようです。

他にも健康寿命を延ばすにはどうしたらいいか?皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

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