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過去の放送

過去の放送

2011年6月25日放送 長谷川泰三さん(第1743回)

会場
さくら台幼稚園(富士市)
講師
カウンセラー 長谷川泰三

講師紹介

1966年大阪生まれ。
15歳の時、交通事故で車いすの生活に。
自殺未遂を繰り返すもカウンセラーの道へ。
著書「命のカウンセリング」(あさ出版)が
10万部を超えるベストセラーになり、
テレビドラマ化された。


ポイント第1743回「心の復興をめざして」

私は自分の事業に失敗して、絶望し、死を考えた時期がありました。
その辛さを誰かに聞いてもらいたいと考え、
思い出したのが、心理学教室のカウンセラーの先生でした。
先生は「すぐ来なさい」と言ってくれ、会いに行きました。
すると「死ぬことはいつでも出来る。
まず、私の仕事を手伝ってくれませんか」と言われたのです。
興味があって、心理学教室に通っていたこともあり、
一生懸命勉強し、カウンセリングを学びました。

事故に遭い、車椅子生活になったことや事業に失敗したのも、
カウンセラーになる為の試練だったのではないかと今では思えるようになりました。

16年前に阪神大震災が発生したとき、大阪に住んでいました。
現在は建物が立ち並び、街は復興したように見えますが、
心の復興には、まだまだ、時間がかかると思います。
そして、今度の東北の大震災です。
東北には、カウンセリングによく行っていました。

私の知っている東北の方々は、我慢強く、泣き言を言いません。
阪神大震災の時に感じたことですが、
大阪の人たちは、どんなに辛くても笑顔を絶やしませんでした。
しかし、家族や友人を亡くした方は、たくさんいると思います。
そして、何で助けられなかったのだろう、
何で私だけ助かったのだろうと思っている方、いませんか。
あなたが悪いのではないのです。自分を責めないでください。
                
災害にあわなかった人は、何が出来るでしょうか。
親戚や友人に被災された方がいらしたら
「辛い時は、泣いていいんだよ。
我慢しないで、助けてほしいとすがっても構わない」と、伝えてください。

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