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過去の放送

過去の放送

2012年1月21日放送 田中ウルヴェ京さん(第1771回)

会場
御殿場市役所玉穂支所
講師
スポーツ心理学者・博士 田中ウルヴェ京

講師紹介

ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリスト。米国大学院修士修了(スポーツ心理学)。慶應大学にて博士号取得(システムデザイン・マネジメント学)。慶應義塾大学特任准教授。トップアスリートや経営者など幅広く心理コンサルティングに携わる。一男一女の母。

番組で紹介した本

たった3秒で子どもが変わる!
言葉の魔法
著者:田中ウルヴェ京
(中経出版 税込1470円)


ポイント第1771回「ストレスは自分次第?」

子育ての最中にストレスを感じたことのない人は、ほとんどいないと思います。
ストレスという言葉は、ネガティブに思われがちですが、
スポーツ選手のメンタルトレーニングには、良い場合もあります。
それは、ストレスのとらえ方の問題です。

「あなたにとってストレスとは?」と問いかけると、人それぞれに違いがあることに気付きます。
例えば、会社で「上司に何か言われた」という出来事がストレスの原因であったとして、
それにどう反応するかは、人によって違います。
ある人は「いらついた」ですし、別のある人は「落ち込んだ」という具合です。
これは、人には、考え方のクセというものがあるからです。

これを子育てに当てはめてみると、
学校で親が、先生から「○○ちゃんは授業中に話をしています」と言われたとします。
完璧主義のお母さんは家で「駄目じゃないの」などと叱るでしょう。
でも、プラス思考だったら「先生はあなたに期待しているから注意してくれたのね」と言うかもしれません。

私は、若いころ、そんなことは知らず、出来事が原因でストレスがあると思っていました。
でも、出来事は変えられないけれど考え方は変えられるのです。

それにはどうするか。
1、今できることをやる 
2、なぜそうなったかという背景に興味を持つ 
3、それによって学び、感謝する。
この3つで考え方のクセも変えられます。

私はがんにかかりましたが、この3つを実践して乗り切ることができました。
がんの患者の気持ちも分かり、辛くても生きていく大切さや、
今できることは何かを考えるようになりました。

親が、能動的に変化に対応することができれば、
そんな姿を見た子どもも、失敗を恐れない子になるのではないでしょうか。

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