2009年10月24日放送 廣中邦充さん(第1658回)
会場 | 菊川文化会館アエル(菊川市) |
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講師 | 浄土宗西居院住職 廣中邦充 |
講師紹介 | 1950年愛知県生まれ。 |
番組で紹介した本 | 「子どもは悪くない」 |
会場 | 菊川文化会館アエル(菊川市) |
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講師 | 浄土宗西居院住職 廣中邦充 |
講師紹介 | 1950年愛知県生まれ。 |
番組で紹介した本 | 「子どもは悪くない」 |
私のお寺には、不登校や引きこもりになり、
助けを求める子どもたちが全国から訪ねて来ます。
お父さん、お母さん、子ども達の叫びに気がついていますか。
耳を傾けていますか。
私のお寺に来た不登校の子ども達は、3日で学校に行くようになります。
なぜだと思いますか。私は「三歩の距離」だと考えています。歩く一歩、二歩の三歩です。
私は夫婦の距離も、親子の距離も「三歩の距離」を保ちなさいと伝えています。
「三歩の距離」を言い換えれば「寄り添う心」です。寄り添うとは、一緒にという事です。
お寺の子ども達は、私と一緒に学校に行こう、一緒に卒業しようと言います。
何かあれば、一緒にいる私が助けてくれると思っています。
私が子ども達の後ろ盾になっているのです。
後ろ盾は友人だったり、人によってはスポーツや音楽の人がいるかもしれませんが、
それらは出会いだと思っています。
人として生まれたからには、何をしなければならないでしょうか。まずは、喜びの心を持ちましょう。
地域やPTAの役員を頼まれたら、私のお役だと思って喜んで引き受けて下さい。
そうすれば、素直な心で臨めると思います。そして、人様のお役に立つ人生を送りましょう。
地域のお年寄りや子どもに声をかける、落ちていたゴミを拾う、難しくありませんよね。
最後に、人様の幸せを願いましょう。この三つが「三歩の距離」であり、「寄り添う心」だと思います。