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2007年12月 8日放送 木場弘子さん(第1563回)

会場 浜松市立新津小学校(浜松市)
講師 キャスター・千葉大学教育学部特命教授 木場弘子
講師紹介

1964年岡山市生まれ。千葉大学教育学部を卒業後、TBSにアナウンサーとして入社し、スポーツキャスターとして活躍。1992年プロ野球与田剛選手との結婚を機にフリーランスに。現在は妻、母、キャスターの三役をこなしている。2006年より千葉大学教育学部特命教授、2007年より内閣府規制改革会議など政府委員を多数務める。

第1563回「家族コミュニケーション」

最近、家族が目を見てちゃんとコミュニケーションを取る機会が減っていますよね。今日は、私が考える家庭内コミュニケーションを提案したいと思います。

皆さんは、お子さんと1日10分でも目を見て会話をしていますか?最近は、親の働き方が多様になり、なかなか家族が顔を合わせることが難しいと思います。さらに、家の中でテレビやインターネットなどのメディアが発達したこともコミュニケーションの希薄化に影響しています。学校が終わったら、すぐ塾に行き、帰って来たら自分の部屋でテレビばかり見ているようでは、親子の会話をしている時間はありませんよね。我が家にはテレビは1台しかありません。おかげでテレビ番組のチャンネル争いがコミュニケーションのきっかけづくりに役立っています。

私も仕事で家を留守にすることが多く、ある時息子に「寂しくない?」と尋ねたことがあります。すると息子は、仕事で居ないのは仕方が無いけど、家にいる時も仕事をしていて目を見て会話をしてくれないのが嫌だと言いました。それ以来、寝る前に必ず10分、子供とじっくり会話をすることにしています。

また、家族予定表を作り、家族みんなが今日何をしているかが一目でわかるようにしています。子供は親がどこに出かけているのかわからないと不安になりますので、具体的に示してあげることが大切です。この予定表も家庭内コミュニケーションのきっかけになっています。ぜひ参考にしていただければと思います。

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