2010年7月10日放送 アグネス・チャンさん(第1695回)
会場 | 掛川市大須賀中央公民館 |
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講師 | 歌手・教育学博士 アグネス・チャン |
講師紹介 | 香港生まれ。1972年「ひなげしの花」で日本デビュー。 |
会場 | 掛川市大須賀中央公民館 |
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講師 | 歌手・教育学博士 アグネス・チャン |
講師紹介 | 香港生まれ。1972年「ひなげしの花」で日本デビュー。 |
長男は社会人で23歳、二男は大学2年生、三男は中学生、
私は3人の母です。子育てをするにあたって、
私は家族間のルールをつくりました。
子どもが小さい時から、教えていたのは、「嘘をついてはいけない」です。
嘘は、家族の間に壁をつくり、放っておくと信頼関係が崩れてしまいます。
子どもが嘘をついたとわかった時は、子どもと徹底的に話し合います。
どんなに悪い事をして嘘をついても、「お母さんはあなたの味方、正直に話してね」と説得します。
自分の事を信頼してくれていると、感じてくれるはずです。
親子のコミュニケーションを成立させるためには、大切な事です。
我が家は、イベントをよく開きます。
幸い、日本には四季の行事が多いですよね。
お正月から始まって、節分、ひな祭り、母の日など、たくさんあります。
目的は、家族の思い出づくりです。一緒に食事をして、飾り付けも家族でします。
お金や財産はなくなる可能性がありますが、思い出は一生です。
子どもが大きくなって、困難にぶつかった時、思い出は、心の支えになると信じています。
一緒に食事をすると言いましたが、その時テレビをつけないのも、我が家のルールです。
会話をしながら食事をする事は、大切な情報交換の場です。
食欲があるのかないのか、健康チェックもできます。
しかし、家族の間でルールをつくっても、全てうまくいくわけではありません。
仕事も忙しく、完璧な母親ではありませんでしたが、家族は家族。
常に子どもと向き合い、正直に付き合っていきたいと思っています。