保健所でクラミジアの検査漏れ…匿名のため特定できず 見落としやミスが重なり 静岡

2024年04月11日(木)

地域暮らし・生活

静岡市

静岡市の保健所で3月に実施したHIV抗体等の検査で、女性の1人のクラミジア検査の検体回収漏れがあったことが分かりました。

匿名検査のため市は該当する女性を特定できておらず、心あたりのある人は静岡市保健所に連絡するよう呼びかけています。

授業中に男性器の俗称を連呼 担当外された逆恨みで校長恫喝 さらに生徒を提訴 とんでも教師に停職処分【静岡発】

静岡市によりますと、3月6日に市の保健所で実施したHIV抗体等検査で1人の女性(自己申告20歳)が希望したクラミジア抗原検査の検体を回収箱から回収し忘れ検査しないままとなっていました。

問診表を記載する担当者は、この女性のクラミジア抗原検査の項目にチェックをし忘れたうえ、検体も見落としており、問診票には「希望なし」と記載したということです。

さらに検査後、希望者に提供した検査キットの数と回収した検体の数が一致しているか確認していませんでした。

女性はその他にもエイズや梅毒、B型肝炎、C型肝炎の検査を受けていましたが、全て陰性だったため、女性が検査結果を聞きに来た際に保健所は項目ごと説明することなく「全て陰性です」と口頭で伝えました。

検査は月に1回実施され、4月の検査の際に回収ボックスから前回の検体1つが見つかったことで発覚しました。

検査は匿名で行われているため本人が特定できないとして、市は前回検査を受けた人で心当たりのある人は保健所に連絡してほしいとしています。

また今後は検体を回収ボックスではなく担当者に手渡しすることや結果を項目ごと説明することに加え複数での確認を徹底していくとしています。

直近のニュース

テレしず番組公式サイト

ただいま!テレビ

防災情報

ニュース公式 YouTubeチャンネル

Line公式

Facebook公式

X公式

Instagram公式

FNN PRIME online

FNNビデオPost

ページの先頭へ