【リニア】2027年開業断念「非常に残念」斉藤国交相…早期開業へ県とJRとの対話促す 静岡

2024年04月02日(火)

地域暮らし・生活ビジネス(政治・経済)

JR東海がリニア新幹線の2027年の開業を断念したことを受け、斉藤国土交通大臣は「非常に残念だ」と述べ、早期の開業に向けて静岡県とJR東海に対話を促す考えを示しました。

JR東海は3月29日、リニア新幹線の品川-名古屋間の2027年の開業について静岡工区の工事に着手できていないことを理由に断念したことを明らかにしました。

これを受け斉藤国交相は…

斉藤鉄夫 国交相:
2027年の開業目標が実現できないことは非常に残念なことである。JR東海の対策状況を継続的に確認するとともに静岡県とJR東海の対話を促すなどリニア中央新幹線の早期整備に向けた環境を整え一日も早い開業に向けてしっかりと取り組んでまいる決意です

また、山梨県の長崎知事も4月1日、「大変残念」と述べた上で「工事で不利益をこうむるなら国が補填する制度を議論すべき」との見解を示しました。

山梨県・長崎幸太郎 知事:
国家的事業と言っているのであれば、国がしっかりとその実行実現を前提とした静岡県にかけた迷惑を国がしっかりと補填をしていくような新たな制度というものの議論をすべきだと私は思います

また、島田市の染谷市長は定例会見で改めて苦言を呈しました。

島田市・染谷絹代 市長:
本当の所の県の問題意識ってどこにあるんだろうっていうのが十分伝わってこない。静岡県は着実にスピード感を持って今抱えている現実的な課題を解決するために建設的な協議・努力を真剣に進めていかなければいけない

リニア新幹線の早期開業に向けては県とJRの迅速で建設的な意見交換が求められます。

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