「コメントする立場にない」川勝知事辞意を受けJR東海…山梨県駅などは工期見直し 静岡

2024年04月04日(木)

地域ビジネス(政治・経済)

リニア新幹線の静岡工区の着工を認めていない川勝知事の辞職はリニア問題の転換点となるのでしょうか。

4月4日午後にJR東海が会見を開き、知事の辞意表明について「コメントする立場にない」と述べた上で、引き続き早期開業に向けて取り組んでいく考えを示しました。

JR東海・澤田尚夫 常務執行役員:
会社のコメントというか私は非常に驚きましたね。辞任されることに関して我々としてはコメントする立場にないという風に考えております

時速約500kmで品川と名古屋を40分で結ぶリニア中央新幹線。

川勝知事は大井川の水や生態系への影響の懸念から静岡工区の着工を認めていません。

この影響を受け、JR東海は品川-名古屋間の2027年の開業を断念し、開業は早くても2034年以降となる見通しです。

こうした中、4日にJR東海の澤田尚夫 常務執行役員が会見し、知事の辞職がリニア工事に与える影響について聞かれ次のように述べました。

JR東海・澤田尚夫 常務執行役員
引き続き双方向のコミュニケーションを大事にしながら真摯に取り組んでいくというスタンスは変わっておりませんし、しっかり取り組んでいきたいと思っております

また、JRは山梨県駅などの工事が遅れ、完了が2031年中となる見通しを明らかにしました。

【リニア】JRが発注見通しを発表 山梨県駅の新設工事の工期は80カ月 完了見通しは2031年

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