「何かを画策して指導したことは全くない」安倍派・塩谷座長が離党勧告に不満 再審査の請求を検討

2024年04月05日(金)

地域ビジネス(政治・経済)

自民党の派閥の裏金事件をめぐり離党勧告処分を受けた安倍派の塩谷立座長が5日に会見を開き、「処分の理由には事実誤認がある」として再審査の請求を検討すると明らかにしました。

「事実誤認の中で処分が下されたのは甚だ心外」 離党勧告処分の安倍派・塩谷立 座長が再審査請求を検討

塩谷立 座長

自民党・安倍派の塩谷立座長をめぐっては、4日に開かれた党紀委員会を経て離党勧告処分を下されました。

安倍派・塩谷立 座長:
非常に厳重な処分で誠に残念だと思っている

こうした中、塩谷座長が会見を開き、座長でありながら適切な対応を取らなかったとして処分されたことに対して「座長を務めたのは2023年8月からで会計処理にも関与していない」と主張しました。

安倍派・塩谷立 座長:
具体的に私どもが何かを画策してそれを指導したということが全くないわけなので、事実誤認の中で処分が下されたのは甚だ心外

その上で再審査の請求について「検討を進める」と述べています。

安倍派・塩谷立 座長:
再審査請求の判断も13日までなので、しっかり地元と相談し判断していきたい

一方で 「今回の処分内容は党本部の執行部が主導する形で決められた」と不満を露わにし、「党紀委員会が機能しているのか」と疑問を呈しています。

春香クリスティーンさん

-塩谷議員は徹底抗戦の構えという印象ですが、ゲストのお二人はどう感じましたか?

春香クリスティーンさん:
裏金問題について処分が必要と感じている人は多いと思うけど、今回の処分については基準、内容について意見が分かれると思います。塩谷さんの会見を見て、党に対する強い不満を感じている印象を受けたので、野党から与党に返り咲いた当時の一致団結した自民党とは空気感や温度差の違いを感じますね。総裁選などどうなっていくのかも注目ですが、それとは別に政治とカネの問題をしっかり説明して欲しいです

落語家・春風亭昇々さん

落語家・春風亭昇々さん:
真実がわからないので今回の処分が妥当なのかどうかサッパリわからないですよ。政治家は次の選挙のことばかり考えている感じ。どんなに取り繕っても国民の不信感はぬぐえないので解散総選挙となって欲しいです

処分を下したことで一段落とせず、真相究明に努めて欲しいと思います。

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