川勝知事「失敗をしても周りが助けてくれる」 学長を務めた大学の入学式で祝辞 不適切発言は触れず 静岡

2024年04月05日(金)

地域ビジネス(政治・経済)

静岡県の川勝知事が県議会6月定例会の初日に辞職したいとの意向を示したことを受け、自民党会派と公明党会派は4日に早期の辞職を求めましたが、知事は応じるのか明らかにしていません。

川勝知事をめぐっては新入職員への訓示の中で職業差別とも受け取れる発言をしたことを受け、県議会6月定例会の初日に辞職したい意向を明らかにしています。

これに対し最大会派の自民改革会議と第3会派の公明党県議団は4日、県政の停滞を招きかねないとして6月定例会を待たずして職を辞するよう知事に申し入れました。

自民改革会議・増田享大 代表:
やはり県政の停滞は極力抑えなければいけない、県民生活に決して支障が出てはいけないという思いで、議会日程の関係もありこれから調整もするが、その中で1日も早い早期辞職を要請した

申し入れに対し「しっかり受け止めます」と答えたという川勝知事。

しかし5日朝は記者の「早期辞職の申し入れを受けたことについて一言いただけないでしょうか?」という質問に対し無言を貫きました。

県議会議長「嫌がらせが成就した…役目は終わったという感じだった」 川勝知事から辞職報告受け

静岡文化芸術大学の入学式に出席

そして、辞意を正式に表明して以降 初めて公の場に姿を見せ、かつて学長を務めた静岡文化芸術大学の入学式に出席しました。

この中で川勝知事は新入生に対して「失敗をしても周りが助けてくれる」とエールを送りました。

川勝知事:
本当にすばらしく充実した、そして人の役に立つ、社会で役に立つような立派な人間になる、その学びの4年間になりますよう、あるいは数年間になりますよう心からご祈念を申し上げまして、お祝いまた門出へのはなむけの言葉といたします

一方、祝辞の中で川勝知事が自身の不適切な発言や辞職について言及することはありませんでした。

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