リニアに限らずさまざまな発言で波紋を呼んだ静岡県の川勝平太 知事。次の県のかじ取り役に県民は何を望むのか取材しました。

果たして本当にリニア問題が争点なのだろうか？15年ぶりの県トップ交代へ　知事選が事実上の幕開け

松下翔太郎アナウンサー：
県知事選挙まで1カ月半。時間のない超短期決戦となりました。県民は次の知事にどんなことを望むんでしょうか

女性：
いろいろな自治体の方と仲良くできる人だといいなと思う。（子供の）遊ぶ場所が少ないと思うし、公園も減っていて、公園があっても駐車場がないと行けないので、そういう場所がもっと充実するといいなと思う

男性：
静岡県のことを知っていて、まっすぐでぶれない人。静岡の産業・地場産業や商店街などを盛り上げてくれるといいなと思う

またリニアへの対応について関心を寄せる声も聞かれました。

女性：
リニアのことがすごく気になっているので、真剣に県民の気持ちを考えてくれる人になってほしい

男性：
（リニアは）いまごちゃごちゃになっているので、ちゃんとしてもらいたい

「いろいろな自治体と仲良く」という人もいれば「リニア」への対応に関心を寄せる声もありました。

2人が立候補を表明

あらためて知事選ですが、すでに立候補を表明したのが静岡県の元副知事の大村慎一 氏（60）。県中部の経済界などが支援しています。

そしてもう一人、浜松市の前の市長鈴木康友 氏（66）。こちらは県政の経済界などから打診があり、立候補の意向を固め週明けにも表明するとみられています。

そして選挙日程ですが10日に知事が退職届を出し、11日には県の選挙管理委員会が5月9日告示、26日に投開票と決めています。