【静岡県知事選】立候補予定の2人は「オール静岡」を強調  リニア・野球場・川勝県政の評価で違いは?

2024年04月22日(月)

地域ビジネス(政治・経済)

静岡県の川勝平太 知事の辞職に伴い5月26日に行われる県知事選挙には、4月22日時点で2人が立候補する考えを示しています。それぞれの政策・考え方について見ていきます。

【静岡県知事選】立候補予定の2人は県の課題をどう考えている?リニアは?原発再稼働は?

元副知事と前浜松市長が立候補表明

立候補予定者の2人

最初に立候補を表明したのが静岡市出身の大村慎一 氏(60)です。

元総務官僚で静岡県の副知事を務めたこともあります。

自民党県連が支援することを決めていて、もともと県中部の経済界からも支援を受けています。

もう1人が浜松市出身の鈴木康友 氏(66)です。

連合静岡や立憲民主党県連、それに国民民主党県連や県議会の第2会派・ふじにくに県民クラブが支援することを決めていて、県西部の経済界から支援を受けています。

リニアや川勝県政の評価…違いは?

“オール静岡で”

そしてそれぞれの政策・考え方について見ていきますが、全域から支援を求めるため「オール静岡」を掲げています。

”静岡 対 浜松”という地域間対立を避ける狙いもあるとみられます。

【リニア中央新幹線について】
大村氏:
地元と対話し開業推進

鈴木氏:
環境との両立目指し推進

互いに推進の立場を明確にしていて、環境への影響も配慮する考えで大きな違いは見られません。

【浜松市の野球場について】
大村氏:
新設の方向で地元の声を聞き、県の財政を踏まえ決断

鈴木氏:
開放型のドームが現実的。さまざまな方法でコストダウン

【川勝県政の評価・継承】
大村氏:
対立と分断を生んだ根本的に見直す

鈴木氏:
発信力は評価。継承するかはゼロベースで考える

与野党対決の構図となってきたことで、衆議院選挙の前哨戦としても関心が高まりそうです。

知事選は5月9日告示、5月26日に投開票されます。

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