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過去の放送

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2012年12月 1日放送 ジョン・ギャスライトさん(第1815回)

会場
大富公民館(焼津市)
講師
ツリークライミングジャパン代表・中部大学教授 ジョン・ギャスライト

講師紹介

1962年アメリカ生まれ、カナダ育ち。1985年来日。
農学博士で専門はツリークライミングセラピー。
木登りを通じて自然とふれ合い、
環境にやさしい心を育てるツリークライミングジャパンを設立。


ポイント第1815回「幸せになるボディランゲージ」

ボディランゲージは日常の中にたくさんあります。
言葉のない原始の時代から、相手がどういう人なのかを知るために
ボディランゲージが使われてきました。

本能的にやるボディランゲージは、世界共通で、
例えば"NO"と言うときは首を横に振ります。
赤ちゃんがおっぱいをもういらないと言うときにそうします。
人が困ったときには首をかしげますね。
相手を警戒するとひとりでに腕で内臓を守るために腕組みをしたりとか、
相手を安心させたいときは両手を広げて手のひらを見せるなどもそうです。

私は小さいころ、父親の家庭内暴力で両親が離婚したため、施設に入りました。
悲しみにくれる私の背筋は丸く、いつもうつむき、目線は定まりませんでした。
友達は出来ず、いじめにあいました。
その後、母親はわたしの顔に笑顔のときの口の形をなぞって
"SMILE"といって学校に送り出してくれました。
学校では、先生がそれに連動して、悲しそうな顔をしていると、
指を2本使って同じように、"SMILE"の合図を送ってくれました。
背中が曲がっていれば「まっすぐに立つ」という合図もしてくれました。
自分ではなかなかできなくでも周りから合図をもらって気をつけると、
やがて笑顔やよい姿勢が自然にできるようになりました。

気持ちとボディランゲージは表裏一体です。
背筋を伸ばして笑顔を作れば、気持ちも明るくなってきます。
フランスでは、「フルボディスマイル」というセラピーがあるそうです。
呼吸とともにつま先からだんだんと背筋を伸ばしていくと気持ちもすっきりしてきます。
また、自分からする"SMILE"だけでなく、他の人からもらう"SMILE"もあります。

今、大学で教師を目指す学生たちを教えていますが、
多くはボディランゲージがうまく出来ません。
ボディランゲージと行動が一致していないと相手は変に感じます。
自分ではなかなか分からないものですが、
素敵だなと思う人のボディランゲージを見たらマネをしてみるとよいでしょう。

私はMr.ボディランゲージとして、コミュニケーションの中での大切さを広く伝えていきたいと思っています。

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