2022年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、
2021年度にひきつづきモザンビーク共和国の子どもたちを支援します。
モザンビークは、アフリカ大陸の南東部にある世界最貧国のひとつです。
天然ガスなどの資源に恵まれ、今後の経済成長が期待されていますが、
その恩恵は多くの人に届いていません。
モザンビークは世界最貧国のひとつとされ、
人口の約半分は貧困線(1日約200円)を下回る生活をしており
、5歳未満の子ども43%は重度・軽度の栄養不良に陥っています。
安全に管理された水や衛生施設(トイレ)を使用できるのは人口の半数未満に限られ、
保健従事者数も国民1万人当たり4.5人と圧倒的に不足しています。
世界保健機関(WHO)によると、
2022年1月時点でモザンビークの新型コロナウイルスの累計感染者数は21万人を超えています。
感染拡大で既に課題を抱えている社会インフラの状況は悪化の一途をたどっています。
教育では学校閉鎖により2021年は初等教育の14%、中等教育の27%の子どもたちに影響が出ました。
学校閉鎖は教育の不平等を拡大させ、学校に行くことで得られる栄養や保健サービスなど
子どもたちにとっての生命線が失われつつあります。
モザンビーク共和国の子どもたちの笑顔を守るために、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
FNSチャリティキャンペーンは、1974年にユニセフと協力し、フジテレビ系列28局によって立ち上がった国際社会への貢献活動の一つです。
FNSチャリティキャンペーンの支援テーマは、『世界の子どもたちの笑顔のために』。ご支援くださる皆様と一緒に、一人でも多くの世界の子どもたちが『笑顔』を取り戻せるよう、貧困・差別・HIV/エイズに苦しむ子どもたちの手助けになるよう支援活動を続けてまいります。
皆様方のご理解と、温かいご支援を心よりお願いいたします。