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テレビ静岡 2020年12月度 番組審議会概要
2020年12月10日(木)14:00~ テレビ静岡 本社4階 会議室
出席委員
高木正和(委員長) 戸﨑文葉(副委員長) 石田美枝子
木村精治 上柳正仁 飯野勝己 東松充憲(欠席) 飯塚 潤
議題
番組名 「くさデカ」
放送日時 2020年12月5日(土)18時30分~19時00分
制作著作 テレビ静岡
番組概要
「くさデカ」は県内の様々な店をタレントが訪れ、
その店の工夫やこだわりが詰まった「自慢のアレ」を紹介するグルメ情報番組。
この回は「ギャル曽根爆食!デパ地下&駅ナカ最旬グルメ24連発」と題し、
ギャル曽根さんが静岡市内のデパートやJR静岡駅にある店から選りすぐりの逸品を紹介した。
また新型コロナウイルス感染防止対策として、店とテレビ静岡をリモートで結び、
商品の説明は店で、試食は会議室で行うなど、演出も工夫された。
審議概要
- 通常なら店に行って食べる番組スタイルを、逆転の発想で弁当や惣菜など
テイクアウトにスポットを当てたのはコロナ禍ならでは。タイムリーなアイデアで興味深かった。 - リモートでの商品の受け渡しシーンなど映像に工夫が感じられた。
- おいしいものをおいしそうに撮影する技術は、今回もさすがと感じた。
- リモートでありながら店の人との会話もあり、ギャル曽根さんのきれいに、おいしそうに食べる所作や、
感想や質問の的確さなど、食に対する姿勢はさすがと感じた。 - 数多く紹介したい意図はわかるが、多いほど一品の情報が薄くなってしまうのが残念だった。
また、品数を多くするとどうしてもめりはりに欠け、試食が2品×4店という構成は後半は単調に感じた。 - 店に行って、店主と話し、色々なこだわりや魅力をトークで引き出すのが番組の本来の持ち味だと思う。
この状況では仕方ないとわかっていても、そこがないと物足りなさを感じた。 - ギャル曽根さんならではの"大食い感"をもっと出しても良かった。
大盛りや同じものを大量に食べるわけではないので、収録時間を示し、
「〇時間でこれだけ完食」など説明に工夫があっても良かったのでは? - 「24連発」というタイトルで実食は8食だった。
冷静に考えれば30分番組で24食は無理だとわかるが、拍子抜けな感じがした。 - 「重大発表」と予告しておきながら番組の最後にヒントだけ示し、
次週に持ち越すという手法は、テレビ番組ではよくあることだが、肩透かしを食った感じだった。
以上、制作部門にフィードバックし、今後の番組作りの参考とさせていただきます。
次回の番組審議会は2021年1月22日(金)の予定です。
以上
過去の番組審議会概要
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