「イーちゃんの白い杖」特別編
- 放送日時
- 1月30日(火) よる7時 ※放送は終了しました
フジテレビ系列全局で放送!
各局の放送日時は こちら から
放送内容詳細
生まれつき目が見えないイーちゃん、本名小長谷唯織(こながやいおり)は1998年、静岡盲学校で白い杖の使い方や点字など、視覚障がい者として生きる基本を学んでいた。触って、なめて、においを嗅いで。目が見えない世界は想像を超える発見があった。
だが、成長するにつれ「なぜ自分だけ違うのか」不思議に思うようになる。そして、大勢友達がいた地元の保育園とは違い、同級生がいないさみしさを実感する。
中学生になったイーちゃんは、東京の盲学校へ進学した。しかし、ここで経験したのはいじめ。
大好きなピアノで気持ちを整理しようとするが、心が追いつかなかった。「現実から逃げないでほしい」と厳しく接する母。ピアニスト、歌手、作家...夢も破れ、何もかも嫌になった。
障がいがあろうがなかろうが悩みは同じだ。「学校にいても家にいてもつらい」「死にたい」とも考えた。
でも─、そばにはいつも2歳下の弟・息吹(いぶき)がいた。重度の障がいで、食べることも歩くこともトイレにもいけない弟。入退院を繰り返し、手術を何度経験しても前に進む弟。イーちゃんは、自分の甘さに気づき、自殺を踏み止まる。
「私の弟だから強いんだ!」
障がい者が生き、働く。壁はいくつも乗り越えなければならない―
しかし、乗り越えようとする強さがあれば、必ず幸せはやってくる。
32歳になったイーちゃんが出した答えとは。
-
<受賞歴>
2023年日本民間放送連盟賞テレビ部門「エンターテイメント」最優秀賞
2023年日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」最優秀賞
2023年日本民間放送連盟賞 テレビ・グランプリ
第61回ギャラクシー賞入賞
出演者
小長谷家の人々
語り:春風亭 昇太
スタッフ
監督:橋本 真理子
音楽:川口 カズヒロ
お知らせ
この番組は、視覚や聴覚に障がいを持つ方も一緒に映画を楽しめるよう解説放送・字幕付きでお届けします。