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過去の放送

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2021年4月 4日放送 天達武史さん(第2224回)

会場
テレビ静岡(静岡市)
講師
気象予報士 天達武史

講師紹介

1975年、神奈川県生まれ。27歳で気象予報士試験に合格。「アマタツ」の愛称で親しまれる。2005年から情報番組「とくダネ!」に出演。現在は、「めざまし8」の気象防災キャスターを担当。


ポイント第2224回「気象予報士への道 人生、曇りのち晴れ?」

私が気象予報士になったのは2002年、27歳の時でした。

決して早くはありません。

19歳から28歳まではファミリーレストランでアルバイトをしていました。

海の目の前にある店なので、天気によってお客さんの数が大きく変わります。

私は食材の発注も担当していたので天気予報が外れると

食材が余ったり、足りなくなったりして大変でした。

「だったら自分で勉強しよう!」それが気象予報士を目指すひとつのきっかけでした。


そんな時、たまたま新聞に載っていた

『気象予報士養成講座』というタイトルが目に留まり行ってみました。

体験講座ではマンガを使って授業をしていて

「これなら自分にもできるかもしれない。」と思い、

半年コース30万円の授業料を支払いました。

ところが次からマンガの授業はありませんでした。

気象予報士の勉強は基本的には理科系、物理や化学、地学です。

そして意外と作文力が問われます。

最初はなかなか授業についていけませんでした。


前に進めないなら戻るしかない...と、自分がわかるところまで戻ったら

小学4年の算数ドリルでした。

アルバイトが休みの時は1日10時間くらい勉強しましたが、それでもなかなか合格できません。

勉強を始めて3年ほど経ったころ、アルバイトの後輩から

「休みの日に10時間勉強するより、1日1時間でも毎日やった方がいいですよ。」

とアドバイスをもらいました。それから毎日アルバイトの前に図書館に通いました。

すると、これまで点と点の知識ですぐに忘れてしまっていたものが線でつながる瞬間がありました。

それから半年後の試験でようやく合格しました。4年間、7回目の試験でした。

その間、アルバイト先の上司や仲間の励まし、そして

「好きなことをやればいい。」と見守ってくれた両親の言葉に何度も救われました。


気象予報士を目指したもうひとつのきっかけは、

これまで何事もうまくいかなかった自分に「ひとつでも成功体験が欲しい」という思いでした。

周りの人たちの支えが大きな後押しになりました。

自分にプレッシャーをかけて目標を達成できる人も当然いると思います。

だけど「なかなかうまくいかない...」僕みたいな人もいると思います。

そんな時は一歩踏み出して違うと思ったらまた戻ってもいいと思います。

戻りながら、進みながら。

時間はかかるかもしれませんが戻った地点はあとで必ずプラスになると思います。

そして目標を達成するきっかけにもなると思います。

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