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過去の放送

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2010年9月 4日放送 横峯吉文さん(第1703回)

会場
富士市立富士中央小学校
講師
鹿児島・通山保育園理事長 横峯吉文

講師紹介

1951年生まれ。
鹿児島県志布志市に、
社会福祉法人純真福祉会「通山保育園」を設立。
"ヨコミネ式"は全国200箇所以上で採用。
現在三つの保育園と「太陽の子山学校演習場」
「太陽の子児童館」の理事長。
女子プロゴルファー横峯さくらの叔父。

番組で紹介した本

子どもに勉強を教えるな
「ヨコミネ式」自学自習の10か条
著:横峯吉文
発行:宝島社(税込700円)


ポイント第1703回「ヨコミネ式"心の力"の育て方」

私は保育園で子どもを30年間見てきましたが、10歳までが
人間としての基礎を築く大事な時期だと思っています。

人として自立するために必要なものは"心の力"です。
子どもの特性として、10歳までは学習能力が高く、学習意欲も旺盛ですから、
この時期に多くのことを身につけておくことが重要です。
目先のことにとらわれないで、将来を見据え、
子どもの意欲、つまり"心の力"を引き出して欲しいと思います。

3歳になると自立が芽生えますので、
私の保育園では、3歳から一人前の人間として接しています。
集団生活には喧嘩などトラブルがつきものです。
このトラブルに出会い、自分の力で解決していくことが学習の機会で、大事な事だと思います。
幼児期には、幼児期に見合ったトラブルしか起こりませんので、大事には至りません。
ところが多くの幼稚園が子どもに怪我をさせたら、責任問題になると思っているようです。
幼児期に小さな怪我をするのは当たり前なのに、文句を言ってくる親がたくさんいます。
小さな怪我をすることによって、大きな怪我をしないように危険予知能力をつけます。
突き放して泣かせても、子どもは大丈夫だということを知ってください。
試練を与えれば与えるほど、子どもは強くなります。
小学校高学年、中学生になればトラブルも増えてくると思いますが、
10歳までの経験が生きてくるはずです。

「親」と言う字は、「木の上に立って見る」と書きます。
すぐ、木から降りてきて、口や手を出していませんか。
自ら学ぶ子どもを見守ってほしいと思います。

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