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298 第1回 うま味国際シンポジウム

13.03.09 Sat | author:くさデカスタッフ

 

こんにちは。

 

大洋です。

 

さて今週の放送は

「2012年度 人気投票BEST10 ~絶対に食べたい自慢のアレ~」

 

今年度一年を振り返って、視聴者の皆さんから好評を頂いた

「自慢のアレ」!

 

人気のビュッフェから、居酒屋メニュー

女性も喜ぶ極上スイーツに、旬のお魚満載の海鮮丼、話題の高級牛肉…

 

静岡のグルメを一挙に集結して大放出します!

 

 

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テレビの画面から溢れ出る「うまい」の一言!! かっこっかあ

 

 

 

ということで今回のブログは私たちが食べ物を口にした時に感じる

『うま味』に関するお話をご紹介!

 

甘味、酸味、塩味、苦味に並ぶ基本味の

一つである『うま味』。

 

実は、この『うま味』を感じる成分は

日本で初めて発見されたのです。

 

1908年、東京帝国大学の教授の池田菊苗によって

だし昆布の中から発見されました。

 

ちなみにその成分は皆さんご存知のグルタミン酸。

 

 

その後、小玉新太郎が鰹節からイノシン酸

こののち、シイタケからグアニル酸と

日本人の手によって次々と

うま味成分が発見されていきました。

 

 

そして迎えた1985年

「第1回 うま味国際シンポジウム」という

なんともマニアックな集会で

うま味は『UMAMI』という用語として、

国際的に公式使用されることになりました。

 

遡れば、奈良時代の続日本書紀の中にも

昆布の記述があり、「うま味」は日本人にとっては根強い成分なのです。

 

ところでこのうま味と呼ばれるものには、様々な特性があります。

 

「うま味成分を合わせると、単独の時よりもはるかに強いうま味が得られる」

 

「うま味に対する感度が低下すると肥満になりやすい」

 

さらにはこんなトリビア~ンなお話も。

 

「母乳にもうま味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれている」

 

 

その中でも一番興味深かったのが

 

 

「“うま味”に関しては、男性は女性よりも鈍感」

 

ある大学で男子72人、女子62人の中学生134人を対象に、

天然“かつおだし”と人工“うま味調味料”との飲みくらべを行った実験を行いました。

 

その結果、とくに“うま味”の評価について、なんと男子と女子に大きな差が・・・

 

女子は人工“うま味調味料”の“うま味”を天然“かつおだし”よりも高いと評価し、

男子にはその違いがわからなかったのです。

 

このことから、

「女子では検知閾値より高濃度であるグルタミン酸を判別でき、男子では判別できない可能性がある」

と考えられるようになりました。

 

 

 

なるほど女性の方が男性に比べて

食にうるさいのもうなずけますね。

 

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 【んまー!!】

 

 

 

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 【大「あらおいしい・・・」 藤「ほんと」】

 

とは言うものの

男性、女性関係なく

美味い物は美味しいんです!

 

ということで『うま味』たっぷりの今週の放送お楽しみに! 

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