こんにちは。
大洋です。
~カンボジア旅行 二日目~
さて二日目は、カンボジアの紛争の歴史を辿ろう!
ということでシェムリアップ近郊を探索。
【水も電気も通っていないシェリムアプ郊外】
【一之瀬泰造の墓】
まずは一之瀬泰造さんのお墓を訪ねました。
クメール・ルージュの支配下にあったアンコールワット遺跡への
一番乗りを目指していた報道写真家・一之瀬泰造。
「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」と友人宛に手紙を残し、
単身アンコールワットへ潜入、消息を絶ちました。
9年後に、クメール・ルージュに捕らえられ、処刑されていたことが判明。
友人宛に残した手紙の一文「地雷を踏んだら“サヨウナラ”」
は映画のタイトルにもなりました。(監督:五十嵐匠 主演:浅野忠信)
お墓に生けているお花の水は、
現地の子供たちが毎日交代で替えているそうです。
【アキラ地雷博物館】
始め、観光ガイドで稼ぎながら、
たった一人で、地雷処理をはじめたアキラさんという方。
地雷の恐ろしさを訴えようと、私財を投じて土地を買い、
自宅をかねた地雷博物館をオープン。
戦争で親を亡くした孤児や、地雷で手足を失った子どもたちを自宅で預かり、
学校に通わせる活動もはじめるように。
今では、日本をはじめ各国に支援者の輪が広がっているそうです。
【戦争博物館】
内紛で実際に使われた兵器が展示してある戦争博物館。
ゲームや映画でしか見られない武器や兵器がたくさんありました。
国民の半数近くが消えた“キリングフィールド”
といわれるカンボジアの大量虐殺。
首都プノンペンはゴーストタウンと化しました。
ただ、シェリムアップの美しい建造物と溢れかえる観光客を見ると
そんなことが本当にあったのか?と思ってしまいます。
【現地の子供たち】
タンさんのご両親もカンボジアの内紛で亡くなられたそうです。
その時タンさんはまだ赤子でした。
15歳の時、資料館に展示されている写真の中でご両親と対面。
その時タンさんはようやくご両親の顔を知ることが出来ました。
という話を、二日目の夜、タンさんがほろりと酔った顔で話してくれました。
この日もまた、タンさんは現地の子供達に劣らぬ笑顔であったのでした。
三日目に続く…
さて本日放送のくさデカは「トータルテンボスの勝手に観光大使in富士」
なにやら富士には食べられる紙があるとか・・・?
その正体とは・・・?
お楽しみに!