
函南町
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アノ高級食材を町の名物に!味はタイ、食感はフグ!? 自慢の湧水で育てる魚とは...
山間部には1000メートル級の山が連なり、その麓の丹那盆地では酪農が盛んな函南町。
酪農の歴史は古く、始まったのは約140年前。牧場と工場が近いことから、この地の牛乳は鮮度バツグン。「丹那牛乳」の名で愛されています。
温暖な気候と昼夜の寒暖差を生み出す地形の特質は農作物にも潤いを与え、トマトなど甘みの強い"美味しい農作物"を育みます。また、夏はスイカ、冬から春にかけてはイチゴと、甘くてみずみずしいフルーツも町の自慢です。

Q 目指すは町の名物に!あの高級食材について問題!
函南町にある丹那水源の豊かな湧き水を利用し、低い水温でゆっくりじっくり養殖されている、その卵が高級食材として知られている魚は何でしょう?

高級食材のヒント
卵は世界三大珍味のひとつです。
その正体が...
A 実は...「チョウザメ」なんです。

チョウザメ
なぜチョウザメの養殖を?
丹那水源からの豊かな湧水を利用でき、その水温が養殖に適していることから、2018年に函南町でチョウザメの養殖がスタートしました。
清らかな水に育まれたチョウザメの身は、淡水魚独特のくせがなく、身が締まってはっきりとした歯ごたえと程よい脂のりが特長。
そして、キャビアだけにとどまらないチョウザメの魅力を発信していきたいと、2022年にオープンしたのがレストラン「Sensa-Banbetsu」(センサバンベツ)。県東部の食材や地元野菜と、チョウザメやキャビアとのマリアージュを堪能できるコース料理を提供しています。

「Sensa-Banbetsu」のオーナーシェフ舘野毅さん
ご家庭で楽しめるチョウザメ料理
家庭でも気軽にチョウザメ料理を味わってほしいと、テイクアウトの惣菜として「チョウザメカレー」や「チョウザメのアンチョビマリネ」、「チョウザメのスモーク」などもお値打ち価格で販売されています。

チョウザメ料理の一例
オーナーシェフ舘野さんの思い
オーナーシェフの舘野さんは、海外留学や国内のキャビア専門レストランでの経験から、"チョウザメ"に魅了されています。
「チョウザメは卵のキャビアだけが高級食材として扱われていて、チョウザメ自体の多くが食材として活かされきれていないことに疑問を感じていました。函南のチョウザメは、かなりベストな環境で育てられています。チョウザメはくせのない白身で生でも食べられます。味はタイ、食感はフグと言われる非常においしい魚です」と語ります。
また「もっとチョウザメの美味しさを広めたい。いずれはスーパーでも売られるくらいのメジャーな魚にしたい」と未来も見据えています。
お店の情報
◆Sensa-Banbetsu(センサバンベツ)
住所:〒419-0122 静岡県田方郡函南町上沢700-14
営業時間:11:00 ~ 22:00 ※完全予約制
定休日:不定休
HP:https://kannami-chozame.com/sensa-banbetsu
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