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静岡市

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歴史の探求×体験×交流が融合!新スタイルの博物館が誕生!戦国時代末期のアレ、そのまま展示しちゃってます...

静岡県の中央に位置する静岡市。全国の県庁所在地の中で「日本最大」の面積を誇り、南側(海側)には駿河湾、北側は南アルプスの麓まで、自然の恵みに溢れています。
海側(シズマエ)では「シラス」や「サクラエビ」、山側(オクシズ)では「お茶」に「ワサビ」と、どれも「静岡の顔」とも言える特産品が勢ぞろいです。
井川も、伝統農法で栽培された「在来品種作物」をはじめ、大自然の恵みいっぱいの「山のごちそう」が揃っています。


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Q この冬誕生の博物館!全国的にもレアな驚きの展示物について問題!

2023年1月にグランドオープンする「静岡市歴史博物館」。目玉となる展示に、戦国時代の末期の姿を残す「あるもの」があります。屋内で展示するのは実にレアケースなのですが、それは一体何でしょう?

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静岡市歴史博物館






本来は外にあるものです。それを屋内に取り込み、天候に左右されない常設展示を実現しました。




展示されているのは...







A 実は...「道」なんです。

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道と石垣の遺構

なぜ「道」の展示を?

駿府城公園に隣接する旧青葉小学校跡地で整備が進む、2023年1月に開館する「静岡市歴史博物館」では見どころが多数用意されています。
中でも博物館の建設に先立つ調査を行った際、全国的にも発見例の少ない「戦国時代末期の道と石垣の遺構」が発見されました。当時の情景を肌で感じてもらうことで、歴史を学び、気付きを得て、新たな一歩を踏み出すきっかけにしてもらえればと、遺構を生かすように空間を設計し、見つかったままの姿で建物内に取り込みました。

「静岡市歴史博物館」の魅力

歴史探求と体験、交流を融合した新たなスタイルの静岡市歴史博物館。現在プレオープンとして 1階の無料エリアを公開中です。
目玉となる「道と石垣の遺構」以外にも、工作体験や学芸員のトークなどを楽しむことができる学習支援・市民活動スペースや、古代からの静岡市の歴史と空間を概観できるギャラリーがあり、研究成果の発信だけでなく、静岡市の観光の出発点として人々が集うことのできる施設を目指しています。

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展示物(一例)

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館内イメージ

2023年1月13日にいよいよグランドオープンを迎え、2・3階の展示室も公開します。
こちらでは、徳川家康と駿府の関係について、家康が人生の3分の1にわたる期間を駿府で過ごしたことに着目し、その歩みや人としての成長を中心に深く掘り下げ、紹介します。家康を育てた今川氏についても、全国にも珍しい独立したコーナーを設けて取り上げ、さらには江戸時代から現代に至る町の歴史を、産業・街並みの変化や人々の暮らしに着目して紹介していく予定です。

また、博物館の建築を設計したのは、金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館を手掛けたSANAA(サナア)事務所です。歴史ファンだけでなく建築・建物ファンにとっても一度は訪れたい場所になるのではないでしょうか。

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細部も美しいデザイン建築

お問い合わせ

◆静岡市歴史博物館
開館時間:9:00~18:00
住所:〒420-0853 静岡市葵区追手町4-16
TEL:054-204-1005
HP:https://scmh.jp/

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