吉田町
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"うなぎ"と"しらす"の町に新たな名物を! 耕作放棄地で育てる、身体に嬉しい農作物とは!?
静岡県の中部に位置し、三方を島田市、焼津市、牧之原市に囲まれ、雄大な駿河湾を望む吉田町。
大井川の河口に広がる港町の名物といえば、「うなぎ」と「しらす」です。
まちのシンボル「小山城」前の広場では、毎週日曜に「うなぎ弁当」が販売されます。
県内でも有数の「しらす漁港」として知られる吉田漁港。例年8月には、漁港に祀られている「青峯さん」の縁日に合わせて花火大会が行われ、防波堤から打ち上げられた約2000発の花火が夏の夜空を彩ります。
Q 目指せ町の新名物!身体に嬉しい農作物について問題!
うなぎの養殖、しらすの水揚げで有名な吉田町。この地で、新たな名物を目指し、耕作放棄地を利用して育てられている農作物があります。それは何でしょう?
その野菜を食べると10年長生きできる、という謂れから「ジュウネンソウ」と呼んでいる地域もあります。
そう、あの小さな実です...
A 実は...「えごま」なんです。
小さな実に、大きな未来を期待!
「えごま」の栽培から「えごま油」の製造・販売まで手掛ける「かつ農園」の大石勝義さん。定年退職を迎える1年前に早期退職し2019年10月に創業しました。
「70歳を過ぎても自分の仕事を楽しくしたい。栽培から販売に至る一通りの仕事に魅力があった」と、語ります。
吉田町は大井川河口付近にあって平野が多く、大井川の伏流水を利用した農業に適した土地です。
退職の3年前から、元は田んぼだった耕作放棄地を借り試験的に「えごま」の栽培を始めた大石さん。田んぼだった土地には、土に保水力があり「えごま」の成長に向いていることにも気づきました。
有言実行、栽培から、えごま油の製造・販売まで行った結果、好評を博し今では吉田町の「ふるさと納税の返礼品」にも選ばれています。
えごまを吉田の新名物に!
血液をサラサラにして美肌効果も期待できる"健康食品"としての注目度も高い「えごま油」。えごま油を製造するため使用するのは、えごまの実。
かつ農園では、料理に使われる葉は欲しい人に譲っているとの事。
「沢山の方に味わってもらうには、まだまだ収穫量が足りない」と、さらなる目標を語って頂いた大石さんの奮闘は、まだまだ続きます。
「かつ農園」の情報
住所:〒421-0302 静岡県榛原郡吉田町川尻3583-74
TEL:090-9198-2390
FAX:0548-32-1906
HP:https://www.katsunoen.com/https://www.katsunoen.com/
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