伊豆の国市
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歴史ある伊豆の温泉地、実は...あの"朝食の定番グルメ"の日本発祥の地だった!?
2022年の大河ドラマの舞台となり、全国から注目を浴びている伊豆の国市。
世界遺産「韮山反射炉」や、重要文化財「江川邸」、さらに、源氏ゆかりの寺社仏閣。町を歩けば"歴史の風"を感じることができます。
鮎やズガニなど狩野川が育む"川の幸"にも恵まれ、イチゴ、ミニトマト、スイカ、みかん、柿といった農作物の栽培も盛んです。
また、「伊豆長岡」「韮山」「大仁」「畑毛・奈古谷」と4つの温泉場が点在する"湯けむり"の里としても人々を魅了しています。
市内には平坦な道が多く、自転車で富士山を眺めながら歴史散策をし、その疲れを温泉で癒す観光客が増えています。
Q 湯けむりの町発祥!?"朝食の定番グルメ"について問題!
毎年、伊豆の国市では、ある"朝食の定番グルメ"の全国大会が開催されています。それは一体、何でしょう?
江川坦庵は、世界遺産に登録されている「韮山反射炉」を手掛けた幕末期の代官で、彼が日本で初めてその"グルメ"を"自作の窯で焼いて"再現したと言われています。
そのグルメが...
A 実は...「パン」なんです。
パン祖のパン祭
日本で初めてパンを作ったとされる幕末期の伊豆国韮山の代官・江川坦庵公。それ故「パン祖」と呼ばれ、その功績をたたえるために「パン祖のパン祭」が毎年伊豆の国市で開催されています。
「全国高校生パンコンテスト」もプログラムのひとつ。郷土が誇る偉人の功績を称えるため、コンテストを企画し、実行委員長を務めているのは、伊豆の国市で三代続く人気のパン屋さん「ベケライ・ダンケ」の杉山大一さん。パン発祥の地・伊豆の国市から活気あるパン文化を発信するため、また高校生の製パン技術の向上に努めるため日々尽力しています。
「ベケライ・ダンケ」杉山大一さんの思い
「ベケライ・ダンケ」は、全国にファンの多いドイツパンの名店です。
オーナーでパン職人の杉山大一さんは、カリフォルニア・レーズンベーカリーコンテスト審査員特別賞などや、パンのお店では初の「地域のお店」デザイン表彰で "優秀賞" を受賞しています。
パン発祥の地・韮山で「全国高校生パンコンテスト」を開く意義は、参加者たちが練習を重ねてきた地元とは気温も湿度も異なる地でいつも通りは通用しない難しさや、それぞれがその場で判断をし、調整を加えながら渾身の作品をつくりあげる達成感にあるといいます。まさに全国高校生パンコンテストは「パンの甲子園」なのです。
パンの聖地・伊豆の国市から活気あるパン文化を発信し、業界を盛り上げるような人材を輩出する。杉山大一さんは、店名の「ダンケ」の意味である「感謝・ありがとう」を常に胸に刻み、今日も「パン道」を歩まれています。
お問い合わせ
◆ベケライ・ダンケ
住所:静岡県伊豆の国市三福637
TEL:0558-76-8777
FAX:0558-76-6270
HP:https://www.backerei-danke.com/concept/
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