テレしずの人たち
「テレビが映る」という
当たり前を維持するために
技術局技術部荒井 秀育
部署の紹介
【テレビが映る「当たり前」を支えています】
テレしずの「技術」は3つの部署で構成されています。
■カメラや音声、ビデオエンジニア等、番組制作の現場で技術を担う「制作技術センター」
■番組やCM等の素材を準備し、放送に必要なデータを作りあげる「放送進行部」
■視聴者の皆様に放送をお届けするためのインフラを整備する「技術部」
私が所属する「技術部」はさらに3つのセクションに分かれています。
●正確な内容でテレビを放送するための設備を管理し、昼夜、放送の監視を行う「放送運行」
●テレしずから送る電波が、県内全域に正常に行き渡るように保守管理する「送信」
●パソコンやサーバ、ネットワーク等の社内IT関係全般を扱う「情報システム」
各部門でのそれぞれの仕事が、番組の制作から視聴者の皆さんの元に電波が届くまでの大きな流れを作っています。テレしずの「技術」は、放送の土台となる重要な部署なのです。
仕事内容（1）
【テレビ局の「心臓部」を動かしています】
現在、私は「放送運行」部門を担当しています。放送スケジュールとなる運行データに沿って、番組やCM等の放送素材を送出する設備、いわゆるマスター設備の管理が主な仕事です。放送素材は番組やCMに限らず、提供テロップや字幕、さらにはデータ放送や電子番組表など多岐にわたります。テレしずの各部署で作られた様々な素材がマスター設備に集約され、視聴者の皆様の元へと送り出されているのです。
また、運行データ通りに放送が正確にOAされているかを監視することも重要な仕事の１つです。普段の放送運行はマスター設備により自動制御されていますが、時に災害等が発生した際には特番を編成するために急遽、運行データを変更しなければなりません。放送を中断させるわけにはいかないので、いざという時には迅速かつ正確な作業が必要となります。
マスター設備に関する豊富な知識や、緊急時に放送を支える責任が求められる難しい仕事ですが、それゆえにやりがいのある仕事です。
仕事内容（2）
【どんなときでも「当たり前」を維持するために】】
2017年10月、テレしずは旧社屋から現社屋へと引っ越しました。2016年に入社した私は、この一大プロジェクトに途中から参加。当時は「情報システム」部門を担当していたため、新社屋でのネットワーク構築等に携わりました。
社屋や放送設備を全て更新するタイミングであっても、放送は止めることはできません。準備作業の二重化や放送休止中の深夜作業、社員が利用するIT機器の移設等、多くの作業を短期間でこなしていきました。諸先輩方と比べると移転に関わった期間は短いですが、新本社での放送・業務が無事にスタートしたときには非常に大きな達成感がありました。
テレビ局には「どんな時でも放送を続ける」使命があります。テレしずが、その使命を果たすために、有事の際にも数多の放送設備と働く社員を守ってくれる新社屋は欠かせない存在でした。静岡という土地に根付いたテレしずで働く１人の技術部員として、その使命を常に忘れぬよう心掛けています。
テレしずだからできること
【「チャレンジ」できる環境】
多種多様な放送設備・システムについて理解し、どんな状況でも適切に運用することは一朝一夕で身につくものではありません。知識も経験もまだ浅く、力不足を感じるときも多い私ですが、入社当初から様々な仕事に携わらせていただくことで、一歩一歩、着実に成長してきたと実感しています。
テレしずには、たとえ新人であっても、新しいことに挑戦する機会がたくさんあります。このように書くと、つい怖気づいてしまう方もいるかもしれませんが、真面目に頑張る姿を見せていけば、優しくサポートしてくれる先輩方がたくさんいる会社です。
就活生へのメッセージ
【「チームプレー」を忘れずに】
入社後、いくつかの部署で仕事をしてきましたが、どんな仕事もいろんな方と一緒になって取り組むことがほとんどでした。特に技術部の仕事は送出される放送そのものに直結するため、些細なミスも見逃さないように、複数人で万全を期して対応する作業が多いです。
また、社内の人は勿論ですが、同じ系列のテレビ局や放送機器メーカーなど、他の会社の方々と一緒に仕事をすることも多々あります。どんな人とでも上手に接し、円滑に仕事を進めていくこと、例えば会話１つであっても、それが実現できるように日々努めることこそが重要なプロセスかと考えています。
是非、テレしずで、人を気遣い協力しあえる「人とのつながりを大切にできる人」と一緒に働きたいですね。
